国・県・村では、農業経営をさらに発展させていく意向を持つ農業者を支援する様々な補助事業を行っています。
補助事業には補助金の交付を受けるための要件が定められており、要件を満たす方については申請をすることで補助金を受けられる場合があります※1。
村内に在住で農業を営む農業者または農業法人の方向けの代表的な補助金をご紹介しておりますので、ご自身の状況・経営と補助金の要件を照らし合わせ、補助事業を効率的に活用していましょう。
※1 国・県の補助事業では、要望があった方の中から審査によって一部の補助金の交付対象を選ぶものが一般的であるため、要望したからといって必ず補助金をもらえるわけではないことにご留意ください。
【概要】キャベツの育苗用のビニールハウスを新設する方に施工にかかった費用の1/2または50万円(上限)を補助する。
【要件】(1)村内に在住の農業者または農業法人であること
(2)育苗ハウスを新設する土地がご自身の権利を持つ農地(自身の所有する農地であるor利用権設定など
正式な手続きによって使用権を有する土地)であること。
(3)村税等の滞納がないこと
【申請の受付】随時
※詳細・申請に必要な書類についてはこちらをご確認ください。→キャベツ等育苗用ビニールハウス設置支援事業補助金について
【概要】有害鳥獣対策を目的とした電気柵等(本体および部材)を購入した方に対し、税込購入価格の3分の1(上限4万円)を補助
【要件】(1)申請時に嬬恋村に住所を有していること。
(2)村税や使用料等を完納していること。
(3)補助申請は、1世帯年1回のみ。→その年に既に申請している方は、2回目の申請を受け付けられませんのでご注意ください。
【申請の受付】毎年度10月末日まで
※詳細・申請に必要な書類についてはこちらをご確認ください。→有害鳥獣対策資材(電気柵)購入費補助金について
【概要】自身の栽培した嬬恋産農林水産物を活用し、加工から販売までを一体的に行い新たな商品開発に取り組む際に必要な機械の購入に
かかる経費の2分の1または50万円(上限)を補助
【要件】(1)村内で農業を営んでいる個人であること。
(2)村内に所在を置く農地所有適格法人または2戸以上で構成する農林水産加工グループであること。
(3)過去に同一の内容で申請をしていないこと
例)令和4年に「キャベツの漬物づくり」に必要な機械について申請し、令和7年に再び「キャベツの漬物づくり」に
必要な機械について申請する場合、受け付けられません。
【申請の受付】随時
※詳細・申請に必要な書類についてはこちらをご確認ください。→6次産業化について
【概要】認定農業者が企業的な大規模経営へ発展するための取組、販売額の向上、労働生産性の向上に結びつけるために必要な先端機械、
施設等を導入する取組等に対して補助
【要件】(1)群馬県在住の認定農業者または認定新規就農者であること。
(2)経営規模拡大、労働生産力向上の意向があり、そのための取り組みを行えること。
(3)受益地(機械を使用する場所、又は補助事業で建設した農業用施設などがある場所)が原則農業振興地域内であること。
(4)導入する機械が単純更新(古くなった機械を処分し、買い替えること)ではないこと。
【補助対象】移植機(全自動・半自動いずれも対象となる)、播種機、新型三兼ライムソワ、ドローン、自動操舵システムなど
【補助額】機械整備:税抜価格の1/3 上限額:200万円 など
【申請の受付】2月〜4月、その他県から追加要望調査が行われた時期
※受付期間を過ぎてから役場にお話が届いた場合、その年の事業実施は難しいため原則申請は次の年度に繰越となります。
※追加要望調査は毎年行われるわけではありませんのでご注意ください。
※詳細についてはこちらをご確認ください。→野菜花き生産力強化(旧:「野菜王国・ぐんま」総合対策)(県単独補助事業)について|群馬県HP
【概要】認定農業者等の経営力向上、新規就農者及び新たに農業に参入する企業等の早期経営安定を目的に、機械や施設等の整備を支援。
【要件】(1)農事組合法人・農地所有適格法人(1戸1法人除く)・農業者の組織する団体・認定農業者・認定新規就農者であること。
(2)経営規模拡大、労働生産力向上の意向があり、そのための取り組みを行えること。
(3)受益地(機械を使用する場所、又は補助事業で建設した農業用施設などがある場所)が原則農業振興地域内であること。
【補助対象】農業用機械、農業用施設(ハウスなど)
【補助額】認定新規就農者向けメニュー:ハード 2分の1以内(補助金額上限 機械200万円、施設300万円)
ソフト 2分の1以内(補助金額上限15万円) など
認定農業者向けメニュー:ハード 3/10以内、ただしハウス被覆資材の張替え及び内張資材の整備は15/100以内
(補助金額上限 機械200万円、施設300万円)
ソフト 2分の1以内(上限25万円) など
【申請の受付】2月〜4月、その他県から追加要望調査が行われた時期
※受付期間を過ぎてから役場にお話が届いた場合、その年の事業実施は難しいため原則申請は次の年度に繰越となります。
※追加要望調査は毎年行われるわけではありませんのでご注意ください。
※事業内のメニューには優先順位が設けられており、優先順位が上の要望から採択されます。認定農業者向けメニューは
優先順位が高く設定されていないため、申請時にはご留意ください。
※詳細についてはこちらをご確認ください。→農業経営力向上事業(旧 はばたけ「ぐんまの担い手」支援事業|群馬県HP
国の農業関係の補助事業については、下記をご参考ください。
●機械整備、施設整備、その他各種補助金について調べたい
→ 農業経営支援策活用カタログ2025(農林水産省ホームページ)
●補助を活用して、農産物の輸出に関係する取り組みを行いたい
●ドローンなどICT等の活用により、農業者をサポートするサービスにチェレンジしたい
→ 農業支援サービス関連施策パンフレット(ver.5.0) 令和6年3月(農林水産省資料)
農林振興課
TEL:
0279-96-1256