トップ > くらしの情報 > 健康・福祉 > 高齢者福祉 >耳の聞こえについて 〜聞こえにくさを感じていませんか?〜
年齢を重ねると、耳の聞こえは少しずつ悪くなります(難聴)。年齢以外に特別な原因がない難聴を「加齢性難聴」と言い、一般的に50歳頃から始まって65歳以上で急に増加し、75歳以上では約半数が聞こえにくさを感じていると言われています。加齢性難聴は少しずつ進むため、自分では気づかない場合もあります。
聞こえにくさをそのままにしておくと、以下のような生活の支障を引き起こします。
このような生活の支障が続くと、フレイル(心身の活力が低下した状態)や認知機能の低下につながることが分かってきました。生活習慣病の管理や禁煙、食事・運動・睡眠など生活習慣の見直し等による難聴予防とともに、気になったら早めの受診が大切です。
□ 会話をしているとき、聞き返すことがよくありますか?
□ 相手の言った内容を聞き取れなかったとき、推測で言葉を判断することがありますか?
□ 電子レンジの「チン」という音や、ドアのチャイムの音が聞こえにくいと感じることがありますか?
□ 家族に「テレビやラジオの音量が大きい」とよく言われますか?
□ 大勢の人がいる場所や周りがうるさい中での会話は、聞きたい人の声が聞きづらいと感じますか?
受診を迷っている方などは、嬬恋村地域包括支援センターでも相談をお受けしています。また、聴力の簡易検査機器がありますので、希望の方はお問合せください。