肥料価格高騰対策事業について
概要
肥料価格の高騰による農業経営への影響を緩和するため、化学肥料の低減（2割低減）の取組を行う農業者（販売農家）に対して、前年度から増加した肥料費の７割について支援を受けることができます。
◎ 肥料価格高騰対策事業の概要資料−農林水産省（PDF／359KB）
申請について
支援対象となる肥料
令和４年６月〜令和４年１０月に購入したもの（秋肥分）
令和４年１１月～令和５年５月に購入したもの（春肥分）
※１ 上記期間以外に購入、または注文したものは対象になりません（令和３年１２月に購入したものなどは対象外です）。
※２ 「肥料の品質の確保等に関する法律」（通称：肥料法）に基づき、登録または届出された肥料が対象となります。
以下のリンク先から購入された肥料が登録または届出されているかご確認ください。
→ 肥料登録銘柄検索システム（独立行政法人 農林水産消費安全技術センター）：外部リンク
※３ 秋肥と春肥は別々に申請を行う必要があります。対象期間の異なる肥料について同時に申請することはできません。
（「令和４年６月購入分の肥料と、令和４年１２月購入分を同時に申請する」ことは不可です。）
支援の内容
化学肥料の低減に向けて、以下の取組のうち２つを選択して行った上で、前年度から増加した肥料費について、７割が支援金として国から交付されます。
支援金の算出方法 ＝（当年の肥料費 ー 当年の肥料費÷価格上昇率÷使用量低減率）× 0.7
※価格上昇率は統計データをもとに決定されます。
※使用量低減率＝「0.9」として計算されます。
化学肥料低減に向けた取組
以下から２つを選択する必要があります。すでに実施しているものがあれば、その取組を強化した上で新たな１つを選択してください。
ア 土壌診断による施肥設計
イ 生育診断による施肥設計
ウ 地域の低投入型の施肥設計の導入
エ 堆肥の利用
オ 汚泥肥料の利用（下水汚泥等）
カ 食品残渣など国内資源の利用（エとオ以外）
キ 有機質肥料（指定混合肥料等を含む）の利用
ク 緑肥作物の利用
ケ 肥料施用量の少ない品種の利用
コ 低成分肥料(単肥配合を含む）の利用
サ 可変施肥機の利用（ドローンの活用等も含む）
シ 局所施肥（側条施肥、うね立て同時施肥、灌注施肥等）の利用
ス 育苗箱（ポット苗）施肥の利用
セ 化学肥料の使用量及びコスト節減の観点からの施肥量・ 肥料銘柄の見直し（ア～スに係るものを除く。）
ソ 地域特認技術の利用
申請に必要なもの
（1） 本年秋肥（令和４年６月〜１０月に注文・購入）、来年春肥（令和４年１１月〜令和５年５月に注文・購入）の
購入価格がわかるもの（注文票、領収書または請求書など）。
（2） 化学肥料低減に向けた取組に２つ以上取り組むこと。
申請方法
申請は５戸以上の農業者グループ、または農業協同組合、肥料販売店等が取組実施者となり、複数の農業者をまとめて申請を行います。
以下の手順で、肥料を農協や肥料販売店を通じて申請を行ってください。
- 肥料を購入したところ（農協、肥料販売店など）に「取組実施者として申請を受け付けているか」を確認してください。
- 「取組実施者として申請を受け付けている」場合は、その場所に申請に必要な書類を提出してください。
- 複数のところから肥料を購入している場合、取組実施者の取扱により「まとめて申請」または「それぞれのところに申請」することになります。
- 肥料を購入したところが取組実施者として申請を受け付けていない場合は、県協議会にご相談ください。
【お問い合わせ先】県協議会事務局：群馬県技術支援課 TEL：027-226-3036
※ 市町村からは申請が行えませんので、申請については嬬恋村農業協同組合、または村内肥料販売店等にご相談ください。
農業者向けパンフレット各種
・農業者向けパンフレット〈農林水産省〉（PDF／450KB）
●お問い合わせ先●
嬬恋村役場 農林振興課：0279-96-1256
下記に農林水産省、群馬県の当該事業に関するホームページのリンクを記載しております。