(趣旨)

第1条　この要綱は、令和元年台風19号により、居住する家屋が被災し応急的な住まいでの生活を余儀なくされた村内の世帯を支援することを目的に、新たに住宅を賃貸する場合において、当該被災者に対し補助金を交付することについて、嬬恋村補助金等に関する規則(平成8年嬬恋村規則第8号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(対象世帯)

第2条　補助の対象となる世帯は、次の各号に掲げるすべての条件に当てはまらなければならない。

(対象住宅)

第3条　対象住宅は、村内の民間賃貸住宅であり、かつ、群馬県賃貸型応急住宅事業の対象とならない住宅で、被災世帯が応急的な住まいとして災害発生日以後に賃貸契約などを結んだものとする。

(補助金額)

第4条　補助金額は、対象住宅の賃貸契約書に記載された家賃又は家賃に準ずる賃料の月額相当額とし、月額上限4万5,000円とする。ただし、敷金、礼金、仲介手数料、火災保険等損害保険料、共益費、駐車場代及び光熱水費は、補助の対象外とする。

(補助の申請)

第5条　規則第3条第1項に定める補助金の申請書は、嬬恋村被災者賃貸住宅家賃等補助金交付申請書(様式第1号)とし、被災した日から30日以内に申請するものとする。

(交付の決定)

第6条　規則第4条に定める補助金等の交付決定に係る通知は、嬬恋村被災者賃貸住宅補助金交付決定通知書(様式第2号)とする。

(実績報告)

第7条　規則第10条に定める実績報告書は、嬬恋村被災者賃貸住宅補助金実績報告書(様式第3号)とする。

(支払方法)

第8条　村長は、補助金等の額の確定前において相当の理由があるときは、補助金交付決定通知書の交付決定額を概算払により支払うことができる。

(補助金の額の確定)

第9条　規則第6条に定める交付すべき補助金の額の確定通知は、嬬恋村被災者賃貸住宅補助金確定通知書(様式第4号)によるものとする。

(委任)

第10条　この要綱に定めるもののほか、補助金の交付に関し必要な事項は、村長が別に定める。