○嬬恋村職員ストレスチェック実施規程

平成28年11月24日

訓令第14号

(規程の目的・変更手続き・周知)

第1条 この規程は、労働安全衛生法第66条の10の規定に基づくストレスチェックを嬬恋村(以下「村」という。)において実施するに当たり、その実施方法等を定めるものとする。

2 ストレスチェックの実施方法等については、この規程に定めるほか、労働安全衛生法その他の法令の定めによる。

3 村がこの規程を変更する場合は、衛生委員会において調査審議を行い、その結果に基づいて変更を行う。

4 村は、適用対象となる全ての職員に規程を周知する。

(適用範囲)

第2条 この規程は、嬬恋村職員の給与に関する条例(昭和60年嬬恋村条例第26号)において給与を支給している職員に適用する。

(制度の趣旨等の周知)

第3条 村は、本規程を職員に電子掲示板等に掲載することにより、ストレスチェックの趣旨等を職員に周知する。

(1) ストレスチェックは、職員自身のストレスへの気付き及びその対処の支援並びに職場環境の改善を通じて、メンタルヘルス不調となることを未然に防止する一次予防を目的としており、メンタルヘルス不調者の発見を一義的な目的とはしないものであること。

(2) 職員がストレスチェックを受ける義務まではないが、専門医療機関に通院中などの特別な事情がない限り、全ての職員が受けることが望ましいこと。

(3) ストレスチェックの結果は直接本人に通知され、本人の同意なく村が結果を入手するようなことはしてはならない。そのため、ストレスチェックを受けるときは、正確に回答することとする。

(4) 本人が面接指導を申し出た場合や、ストレスチェックの結果の村への提供に同意した場合に、村が入手した結果は、本人の健康管理の目的のために使用し、それ以外の目的に利用してはならない。

(ストレスチェック担当者)

第4条 ストレスチェックの実施、管理等の実務を担当は、総務課職員とする。

(ストレスチェックの実施者)

第5条 ストレスチェックの実施者は、産業医及び衛生管理者とし衛生管理者を実施代表者、産業医を共同実施者とする。

(ストレスチェックの実施事務従事者)

第6条 ストレスチェックの実施事務従事者として、衛生管理者及び総務課職員に、ストレスチェックの実施日程の調整・連絡、調査票の配布、回収、データ入力等の各種事務処理を担当させる。

2 衛生管理者又は総務課の職員であっても、職員の人事に関して権限を有する者は、これらのストレスチェックに関する個人情報を取り扱う業務に従事してはならない。

(面接指導の実施者)

第7条 ストレスチェックの結果に基づく面接指導は、村の産業医が実施する。

(実施時期)

第8条 ストレスチェックは、毎年11月から12月の間に実施する。

(対象者)

第9条 ストレスチェックは、全ての職員を対象に実施する。

2 ストレスチェック実施期間中に、出張等の業務上の都合によりストレスチェックを受けることができなかった職員に対しては、別途期間を設定して、ストレスチェックを実施する。

3 ストレスチェック実施期間に休職していた職員のうち、休職期間が1月以上の職員については、ストレスチェックの対象外とする。

(受検の方法等)

第10条 職員は、専門医療機関に通院中などの特別な事情がない限り、村が設定した期間中にストレスチェックを受けるよう努めなければならない。

2 ストレスチェックは、職員の健康管理を適切に行い、メンタルヘルス不調を予防する目的で行うものであることから、ストレスチェックにおいて職員は自身のストレスの状況をありのままに回答すること。

3 村は、できる限り全ての職員がストレスチェックを受けるよう、実施期間の開始日後に職員の受検の状況を把握し、受けていない職員に対して、実施事務従事者又は各課長を通じて受検の勧奨を行う。

(調査票及び方法)

第11条 ストレスチェックは、別紙1の調査票(職業性ストレス簡易調査票)を用いて行う。

2 ストレスチェックは、紙媒体で行う。

(ストレスの程度の評価方法・高ストレス者の選定方法)

第12条 ストレスチェックの個人結果の評価は、「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」(平成27年5月厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課産業保健支援室)(以下「マニュアル」という。)に示されている素点換算表を用いて換算し、その結果をレーダーチャートに示すことにより行う。

2 高ストレス者の選定は、マニュアルに示されている「評価基準の例その1」に準拠し、以下のいずれかを満たす者を高ストレス者とする。

(1) 「心身のストレス反応」(29項目)の合計点数が77点以上である者

(2) 「仕事のストレス要因」(17項目)及び「周囲のサポート」(9項目)を合算した合計点数が76点以上であって、かつ「心身のストレス反応」(29項目)の合計点数が63点以上の者

(ストレスチェック結果の通知方法)

第13条 ストレスチェックの個人結果の通知は、実施事務従事者が封筒に封入し、紙媒体で配布する。

(セルフケア)

第14条 職員は、ストレスチェックの結果及び結果に記載された助言・指導に基づいて、適切にストレスを軽減するためのセルフケアを行うように努めなければならない。

(村への結果提供に関する同意の取得方法)

第15条 ストレスチェックの結果を封筒により各職員に通知する際に、結果を村に提供することについて同意するかどうかの意思確認を行う。村への結果提供に同意する場合、職員は別紙2の同意書に記入し、実施事務従事者に提出しなければならない。

2 同意書により、村への結果通知に同意した職員については、村の総務課の職員に通知された結果の写しを提供する。

(面接指導の申出の方法)

第16条 ストレスチェックの結果、医師の面接指導を受ける必要があると判定された職員が、医師の面接指導を希望する場合は、別紙3の面接指導申出書に記入し、結果通知を受け取ってから30日以内に、実施事務従事者に提出しなければならない。

(面接指導の実施方法)

第17条 面接指導の実施日時及び場所は、面接指導を実施する医療機関の指示により、実施事務従事者が、該当する職員に通知する。

該当する職員に実施日時及び場所を通知する場合は、第三者にその職員が面接指導の対象者であることが知られることがないよう配慮しなければならない。

(面接指導結果に基づく医師の意見聴取方法)

第18条 村は、医療機関に対して、別紙4の面接指導結果報告書兼意見書により、結果の報告及び意見の提出を求める。

(面接指導結果を踏まえた措置の実施方法)

第19条 面接指導の結果、就業上の措置が必要との意見書が医療機関から提出され、人事異動を含めた就業上の措置を実施する場合は、総務課長が、該当する職員に対して、就業上の措置の内容及びその理由等について説明を行う。

2 職員は、正当な理由がない限り、村が指示する就業上の措置に従わなければならない。

(面接指導を受けるのに要する時間の賃金の取扱い)

第20条 面接指導を受けるのに要する時間は、業務時間として取り扱う。

(ストレスチェック結果の記録の保存担当者)

第21条 ストレスチェック結果の記録の保存担当者は、第6条で実施事務従事者として規定されている職員とする。

(ストレスチェック結果の記録の保存期間・保存場所)

第22条 ストレスチェック結果の記録は、庁舎内の施錠できる場所に保存する。

(ストレスチェック結果の記録の保存に関するセキュリティの確保)

第23条 保存担当者は、村に保管されているストレスチェック結果が第三者に閲覧されることがないよう、責任をもって管理をしなければならない。

(村に提供されたストレスチェック結果・面接指導結果の保存方法)

第24条 村は、職員の同意を得て村に提供されたストレスチェック結果の写し、面接指導を実施した医師から提供された面接指導結果報告書兼意見書(面接指導結果の記録)を、庁舎内で保存する。

2 村は、第三者に庁舎内に保管されているこれらの資料が閲覧されることがないよう、責任をもって鍵の管理をしなければならない。

(ストレスチェック結果の共有範囲)

第25条 職員の同意を得て村に提供されたストレスチェックの結果の写しは、総務課内のみで保有し、他の部署の職員には提供してはならない。

(面接指導結果の共有範囲)

第26条 面接指導を実施した医師から提供された面接指導結果報告書兼意見書(面接指導結果の記録)は、総務課内のみで保有し、そのうち就業上の措置の内容など、職務遂行上必要な情報に限定して、該当する職員の上司に提供することができる。

(健康情報の取扱いの範囲)

第27条 ストレスチェックに関して取り扱われる職員の健康情報のうち、診断名、検査値、具体的な愁訴の内容等の生データや詳細な医学的情報は、医師又は保健師が取り扱わなければならず、総務課に関連情報を提供する際には、適切に加工しなければならない。

(苦情申し立ての手続き)

第28条 職員は、ストレスチェック制度に関する情報の開示等について苦情の申し立てを行う際には、所定の様式を、総務課に提出しなければならない。

(守秘義務)

第29条 職員からの情報開示等や苦情申し立てに対応する総務課の職員は、それらの職務を通じて知り得た職員の秘密(ストレスチェックの結果その他の職員の健康情報)を、他人に漏らしてはならない。

(村が行わない行為)

第30条 村は、本規程を職員に公表することにより、ストレスチェック制度に関して、村が次の行為を行わないことを職員に周知する。

(1) ストレスチェック結果に基づき、医師による面接指導の申出を行った職員に対して、申出を行ったことを理由として、その職員に不利益となる取扱いを行うこと。

(2) 職員の同意を得て村に提供されたストレスチェック結果に基づき、ストレスチェック結果を理由として、その職員に不利益となる取扱いを行うこと。

(3) ストレスチェックを受けない職員に対して、受けないことを理由として、その職員に不利益となる取扱いを行うこと。

(4) ストレスチェック結果を村に提供することに同意しない職員に対して、同意しないことを理由として、その職員に不利益となる取扱いを行うこと。

(5) 医師による面接指導が必要とされたにもかかわらず、面接指導の申出を行わない職員に対して、申出を行わないことを理由として、その職員に不利益となる取扱いを行うこと。

(6) 就業上の措置を行うに当たって、医師による面接指導を実施する、面接指導を実施した医師から意見を聴取するなど、労働安全衛生法及び労働安全衛生規則に定められた手順を踏まずに、その職員に不利益となる取扱いを行うこと。

(7) 面接指導の結果に基づいて、就業上の措置を行うに当たって、面接指導を実施した医師の意見とはその内容・程度が著しく異なる等医師の意見を勘案し必要と認められる範囲内となっていないものや、労働者の実情が考慮されていないものなど、労働安全衛生法その他の法令に定められた要件を満たさない内容で、その職員に不利益となる取扱いを行うこと。

(8) 面接指導の結果に基づいて、就業上の措置として、次に掲げる措置を行うこと。

 免職すること。

 再任用職員について採用の更新をしないこと。

 退職勧奨を行うこと。

 不当な動機・目的をもってなされたと判断されるような配置転換又は職位(役職)の変更を命じること。

 その他の労働契約法等の労働関係法令に違反する措置を講じること。

附 則

(施行期日)

この規程は、公布の日から施行する。

様式 略

嬬恋村職員ストレスチェック実施規程

平成28年11月24日 訓令第14号

(平成28年11月24日施行)

体系情報
第4編 事/第5章 職員厚生
沿革情報
平成28年11月24日 訓令第14号