(目的)

第1条　この要綱は、嬬恋村及び嬬恋村周辺区域等において特定家畜伝染病の発生予防及びまん延防止の必要がある場合において、防疫及びその他の対策を迅速かつ総合的に実施することを目的として設置する嬬恋村家畜伝染病防疫対策本部(以下「対策本部」という。)の組織及び運営に関し、必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この要綱において特定家畜伝染病とは、家畜伝染病予防法(昭和26年法律第166号)第3条の2第1項及び同法施行規則第1条の2に基づく口蹄疫、牛海綿状脳症(BSE)、高病原性鳥インフルエンザ、コレラとし、重大な経済的被害及び社会的影響を及ぼす家畜伝染病をいう。

(防疫体制)

第3条　特定家畜伝染病が発生した場所は、次の各号に掲げる発生地域の区分に応じ、当該各号に定める段階の防疫体制をとるものとする。ただし、村長が必要と認めるときはこの限りではない。

(防疫対策組織)

第4条　前条の防疫体制における防疫対策に係る組織(以下「防疫対策組織」という。)は、次のとおりとする。

(連絡員)

第5条　連絡員は、農林振興課員をもって組織する。

(対策会議)

第6条　対策会議は、議長・副議長及び別表に掲げる委員をもって組織する。

(対策本部)

第7条　対策本部は、本部長、副本部長、別表に掲げる本部員をもって組織する。

(班の設置)

第8条　対策本部が設置されたときは、業務を円滑に推進するため、別表に掲げる班を設置する。

(事務局)

第9条　防疫対策組織の事務局は農林振興課内に置く。

(防疫対策組織の解散)

第10条　本部長は、移動制限解除後又は特定家畜伝染病が発生するおそれがなくなったと認めたときは、防疫対策組織を解散するものとする。

(雑則)

第11条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は本部長が定める。